企業での危機管理について説明していきます。
地域健康危機管理は、地方自治体によって保健所が果たすべき役割に関するもので、食中毒や感染症といったその地域だけに限る健康被害だけでなく、自然災害や毒物混入事件、健康被害とは関係ないようなコンピュータ問題など広い危機管理の意味が込められています。それらの事態はその地域だけでなく、不特定多数の国民に健康被害が拡大する可能性があるためです。
地域健康危機管理において、保健所は拠点となる存在です。平常時には健康危機の発生を未然に防ぐという役割がありますし、緊急時には被害者の健康確保や原因の究明、拡大の防止など様々な役割を担っています。また、被害を受けた住民に対する精神的なケアについても保健所が一役買うことになります。また、本来の目的とは異なりますが、遺体の管理や被災によって飼い主を失ったペットの管理も広く保健所が扱うこととなります。
健康危機管理には4つの目的があります。まず未然防止です。地域の状況を把握して、健康危機が発生しそうな場所について調査・対策を行います。次に危機時に備えた準備です。緊急事態が起こった時に迅速に対応できるように、手引書の準備や組織の確立、人材の確保、訓練による事前準備などが挙げられます。次に対応です。緊急事態が発生した時、被害が拡大しないように医療サービスや防疫対策を行います。最後に被害の回復です。危機発生前の状態に復旧させるための業務です。
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